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今後も注目のIT業界の構造を考える~基本編~

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IT業界と聞くと、なんだか難しそうで、イメージしづらいものですよね。

 

なかなかイメージしづらいものですが、IT業界に飛び込まずともITというものは、日常生活で自然と触れているものになります。

 

そもそもITとは?

「IT」➡「information technology」インフォメーション テクノロジー

「情報技術」のことで、コンピューターやデータ通信に関する技術の総称。その言葉の意味は広く、情報通信分野の基礎技術から応用技術の範囲にまで及ぶ。具体的には、コンピューターやインターネットを中心とするネットワークを活用し、会社の業務や生活に役立てるための技術を指すことが多い。現在は、「ICT」という用語が使われることも多い。

 

今や調べ物をするときも、会社で仕事をするときも、休日に動画も見るときもすべてITの技術が使われています。

インターネットを使うタイミングでは割とイメージしやすいかもしれませんね!

 

細かい部分で言えば、目的地に行くために電車を使うときにも、改札機や電車そのものに異常がないように制御したり、管制塔で運行状況を管理したり、要は何をするにもITというものは現代の生活にはなくてはならないものになっています。

 

代表的なIT企業は?

単純に売上高だけで判断はできませんが、2018年度の売り上げランキングで

代表的な企業を見ていこうと思います。

 

1位 NTT・・売上11.7兆円

2位 ソフトバンクG・・売上9.1兆円

3位 KDDI・・売上5兆円

4位 NTTドコモ・・売上4.7兆円

5位 NTTデータ・・売上2.1兆円

6位 ヤフー・・売上8971億円

7位 大塚商会・・売上6911億円

8位 フジメディアHD・・売上6465億円

9位 ティーガイア・・売上5527億円

10位 野村総合研究所・売上4714億円

 

どの企業も、一度は聞いたことがある名前が多いのではないでしょうか。

でも例えば「大塚商会」ってITなの?たのめーるの会社じゃないの?なんて思う人も多いと思います。

 

成長業界であることから、さまざまな企業がIT業界に参画しており、

意外な名前も見られるのが特徴かもしれません。

 

どんな仕事があるの?

何となく生活の中に必要なシステムを作っているのはわかるけど、

どんな仕事なのかよくわからないのが正直なところかと思います。

 

そこでまずはIT業界にどんな職種があるのかを見ていきましょう!

 

大きく分けるとIT業界の職種は以下の分類に分けられます。

各領域の分け方は会社ごとに考え方や、参加するフェーズ毎に異なる部分や、一部被る部分もあります。

 

「エンジニア系職種」

システムエンジニアプログラマーなどがそれにあたります。ITと聞いて一番イメージされるのはこの領域の部分かと思います。導入するシステムを実際に作り上げていく部隊です。クライアント企業の業務分析を行い、システムを設計し、プログラミングと言われる技術で実際に構築し、試作品や完成品をテストして導入。導入後の保守や運用などシステム開発に関わる一連の業務全てを幅広く行うのがシステムエンジニアです。

システム開発のどの部分に関わるかによって、求められるスキルや知識は異なり、年収などにも差が出ていきます。

 

「営業・コンサル系職種」

企業に対してコンサルティングをしたり営業をする部隊です。

自社で製品やシステムを持っている企業は、その製品をクライアントに売ったり導入のサポートをしていく事になります。また、自社製品を持たず、技術者のみを抱えている企業もあり、システムを作るタイミングで技術者を派遣する支援をすることもあります。

コンサルタントに関してはクライアント企業が抱える問題を見つけ、課題解決をする為に必要なシステムを0から考えたり、既存の製品の提案、既存システムの改修の提案をしていきます。

 

「マネジメント系職種」

プロジェクトを管理していくマネージャーなどの部隊です。システム開発にあたり業務の流れや、進捗の管理、スタッフの育成などを担います。また、自社とクライアントの間に立ち導入までのスケジュールや予算などの調整を行ったりします。

システム完成までの工程を幅広く理解している事が求められる立場になります。

 

「開発、研究系職種」

新製品や技術研究を行う部隊に当たります。世の中をより便利にしていく為、新しい技術やシステムを開発していく事が任務になります。自動運転の技術や、通信技術の向上で5Gの導入、AIによる技術開発など制限はなく、より良くして行く為に日々取り組む形になります。

 

職種の表現はあいまいな部分も多くあり、「SE」や「SI」「SIer」など認識が混同してしまう部分が多いのも事実としてあります。

 

IT業界でよく聞くキーワードをまとめてましょう!

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「SE」

システムエンジニアの略称。コンピューターシステムの設計、構築に携わる技術者の総称。

 

「SI」

システムインテグレーションの略称。パソコンとソフトウェアとネットワークなどを連携させ一体化することを指します。

 

SIer

SIはシステムインテグレーションという形そのもの。

SIerとはSIを受託して提供する企業のことを指します。

SIを行う人(-er)といった意味で日本の場合、情報システムを外部に丸投げする場合が多いことから、SIerが発生しました。これは和製英語であり、海外では通用しない表現になります。

 

ここまでを簡単にまとめると、

「SI」という仕事を「SIer」と呼ばれる人たち、集団が受託する。

SIer」に属する個人を「SE」と表現する形になります。

 

少し表現を変えると「SIer」が法人「SE」が個人と言ってもいいかと思います。

 

「エンジニア」

エンジニアリング(工学、科学を実用化し、生活に役立てることを目的とした技術)に関する専門的な知識やスキルを持った人材を指します。

エンジニアは定義が広く、種類もさまざまあります。

 

エンジニアの種類に関しては次の記事でまとめてみたいと思います。

anime-toushi-hiro.hateblo.jp